ついに!7.00タイヤを装着したジムニー
しかしタイヤがリーフにあたってしまい、
このままではクロカンができません!!
対策を施します!
さらに、走破性を高めるためデフロックを行いました!
どこでも走れるジムニーを目指します!!笑
ジムニーのタイヤ対策
7.00サイズのタイヤを装着すると
ハンドルを全切りするとリーフにあたって
タイヤが回らなくなってしまいます。
また、タイヤが回らなくなるだけではなく
タイヤがリーフにあたって止まる瞬間は
駆動系に負担がかかり
最悪ドライブシャフトが折れて走行不能になってしまいます。
ワイドトレッドスペーサーを入れて対策します。
ワイドトレッドスペーサーは、
タイヤがリーフに当たるのを防ぐ効果だけでなく
トレッドが広がることで横転の可能性が減り、
コーナー性能が上がるという利点もあります。
今回は40mmのスペーサーを入れました。
ついでにリアのドラムブレーキの状態を確認します。
ドラムの中にブレーキフルードが漏れていないか、
異物が入っていないか確認します。
ジムニーのデフロック!
そもそもデフとは
四輪駆動車でも二輪駆動車でも、
駆動輪にはデファレンシャルという差動装置がついています。
この差動装置がないと、コーナーなどを曲がる際に
内輪差を吸収できずにスムーズに曲がれなくなります。
要は、コーナーを曲がっているときは
内側のタイヤと外側のタイヤの
回転している量が違うのです。
普通に走る際には便利な装置なのですが、
悪路に行くと弱点が出てきます。
装置の構造上、一つのタイヤが空転してしまうと
他のタイヤに駆動が伝わらなくなりスタックします。
よく雪道で動けなくなっている車の映像を見かけますが、
この差動装置が働いてしまい動けなくなってしまうのです。
ジムニーは四輪駆動ですが、
悪路でこの差動装置が働いてしまうと
結構簡単にスタックして動けなくなってしまいます、、、
そこで、なるべくスタックしないように、
走破性を上げるために
デフロック、LSDなどの
差動装置を作動させないようにする
デバイスがクロカンには必要なのです。
新型JB64ジムニーでは
電子制御でブレーキを制御し
空転したタイヤのみにブレーキを掛け
スタックしないようにする機能があります。
これも考え方はデフロックと同じなのです。
空転したタイヤに駆動力が逃げてしまうので、
ブレーキを空転したタイヤにだけ掛けることで、
前に進む力が生まれるのです。
デフロックの種類
ジムニーでデフロックを行う方法で
代表的なものは
LSD(リミテッドスリップデフ)
溶接デフロック
デフ玉でロック
アクセルオンのときだけデフロックになるパーツ
エアでデフロックを制御するエアロッカー
が代表的な方法です。
LSD
リミテッドスリップデフとよばれるもので、
言葉通りある一定のときだけ
差動装置を作動しなくする=デフロックになるというものです。
長所
必要なときだけロックするので街乗りでもタイヤが減らない
いろいろなセッティングができる
短所
専用オイルが必要などメンテナンスが面倒
値段が高い
溶接デフロック
純正のデフの中のギアを溶接して回らなくすることで
常にデフロックの状態にするものです。
長所
溶接するだけでデフロックできる
短所
そもそも溶接が大変
強度不足で壊れることもある
街乗りで小回りがききにくくなる
外側のタイヤも内側のタイヤも
同じ量回るので、小回りでタイヤが減りやすい
デフ玉でロック
純正デフを組み替えて
左右のドライブシャフトを直結させ
常にデフロックの状態にするものです。
長所
溶接デフロックより強度が高い
短所
街乗りで小回りがききにくくなる
外側のタイヤも内側のタイヤも
同じ量回るので、小回りでタイヤが減りやすい
アクセルオンのときだけデフロックになるパーツ
アクセルオンのときだけデフロックになるので、
普段乗りに影響が出にくい方法です。
長所
アクセルオンでなければ普通のデフと一緒なので、
タイヤが減りにくい
短所
雨の日などで急発進すると
突然デフロックになり滑ることがあるらしい、、、
不意にデフロックになり扱いにくい
エアでデフロックを制御するエアロッカー
エアロッカーと呼ばれるもので、
普段は普通のデフ、必要なときにエアの力で
ピンを押し込みデフロックにする
憧れのパーツです。
長所
オープンとデフロックの状態を
任意に切り替えることができる
短所
値段が高い
エアで制御するためコンプレッサーが必要
デフに配管を通す必要があるなど
設置が面倒
意外と壊れやすいらしい
いろいろと悩みましたが、
お手軽で確実にデフロックになる
デフ玉を使ってデフロックすることにしました!!
ジムニーにデフロック装着! いざ走行会
自分でできるのならばやりたいと思ったのですが、
諸々必要な工具がないので
今回はショップにお願いしました。
コーナーを曲がるたびに内側のタイヤが鳴きます(汗)
確実にロックしています!!!
万全の状態で走行会に挑みます!!
結果はいつもどおり散々でしたが、(汗)
全然スタックしません!
多少無理めな体勢になっても車が前に進もうと
頑張ってくれます!!
オイルが偏って白煙吐いてます、、、、(汗)
前回スタックして行けなかったところも
軽々超えていけます!!!
タイヤの減りがちょっと心配ですが、、、
確実に走破性が上がります!!!